秋田犬・ハスキー犬

昔々。

シベリアン・ハスキー犬のブームがありました。

漫画の影響からテレビで煽られて。

子犬は高額になり、金儲けのためブリーダーは大量生産をしました。

世の中にハスキー犬が多くなると問題が大量に。

飼い主の指示に従わない、力が強くて逃亡する、散歩が無理で転倒して骨折する場合も。

そうして「馬鹿な犬」の代表になってしまいました。

日本の殆どの一般家庭では飼うのに適さない犬種を無理した結果で、犬に責任が有るとは言いかねます。

犬には犬種ごとの、大きさや気質があります。

これは秋田犬にもあてはまります。

特に気質の問題で、非常に攻撃性が強い場合があります。

もう一度言います。

一般家庭で飼育は無理です。

犬のリードの使い方

散歩中の犬が飼い主の手を離れて、飛び出したことで転倒した裁判の判決が出ました。

賠償命令が出ています。

犬にはリードが付いていましたが、飼い主の手をすり抜けたそうです。

どうも犬のリードの使用方法に誤解があるようです。

リードの手元には輪っかが付いています。

これは持ち手ではなく、腕を通すものです。

左腕を通して、手にリードを何回も巻きつけます。

リードの長さを調整して、犬を飼い主の左側に付けてリードがたるまない様にします。

伸縮式のリードは使用しません。

管理可能な子犬の数

子犬を販売していた時は、展示用のケージが8台ありました。

構造的に使いにくいケージ2台を除いて、6台を主に使用しました。

その頃から当店ではすでに、子犬1匹につき1台のケージでした。(法律の制定のはるか前)

子犬の仕入れは1度に1匹か2匹位で、予定外の入荷分を考えて5匹が管理の標準数でした。

当店では必ずワクチンと、犬ツメダニや犬ヒゼンダニの駆除をしていました。

特に犬ツメダニは何処の犬のブリーダーの所にも居たので、必ず獣医で処置をしていました。

その為、週の6日を子犬のため獣医に行く予定に考えていました。

子犬を連れて行ける獣医は限られていて人気もあるため、待ち時間がとてもかかりました。

また、予期せず下痢や嘔吐をする子犬も居ます。

病気の子犬とワクチンの子犬を一緒には出来ず、別々に獣医に連れて行くこともあります。

そうなると、管理できる子犬の数は5匹が限界でした。

実際は3匹が理想です。

すべては、「店内での子犬の死亡ゼロ」の為です。

なぜ、「店内での子犬の死亡ゼロ」なのか。

1つの理由が子供の頃に読んだ本にあります。

畑 正憲が書いたムツゴロウの少年記のの中で、医者だった父親が「子供の死亡診断書は書かない」とゆう主義を貫き全力で子供の治療にあたっているくだりがありました。

これが忘れられず、少しでも同じ境地に行けたらと。

子供の治療とは比べ物になりませんが。

子犬工場(パピーミル)

子犬工場について。

実態を告発する映像が出ていますが、多少の差はあれ何処も似たようなものです。

ひどい状態なのに、何故ペットショップは子犬を仕入れるのか?

まず、犬の繁殖者の状態を知らないし調べない。

ましてやオークション(子犬の競り市)から買い付ければわかりません。

また子犬に問題があったとしても、ブリーダーやパピーミルには何も言わない場合が多いです。

問題がわからないペットショップも多いですが、もっと大きな理由があります。

問題点をブリーダーやパピーミルに指摘すると、子犬を売ってもらえなくなるからです。

ブリーダーやパピーミルは、文句を言われず子犬を高く売る事しか考えません。

特定の犬種がブームになる事で、問題が大きくなりました。

雑誌やテレビで子犬のブームをあおる。

値段の高い犬種を大量に生ませ、ペットショップが買いあさる。

その結果が現状です。

問題点は色々なところにあります。

災害時のペット

災害時におけるペットの処遇について、指針が出されています。

避難場所にペットを連れて行く。

責任は飼い主にある。

避難場所でのペットの保管場所の整備は各自治体がする。

以上の様なかんじでしょうか。

イメージで語るのは簡単で、立派に見せることは出来ます。

でも作成した人たちは、実際にやって見たのでしょうか?

色々な大きさの犬を揃えて、ケージに入れて運んでみたのでしょうか?

大きな音や恐怖を与えて、シャイで過敏な日本犬をケージに入れてみたのでしょうか?

家の中で逃げ回る猫を捕まえて、ケージに入れてみたのでしょうか?

外と家を出入りする猫は?

疲労した多くの人々が居る近くに、オウムやインコを置いてみたのでしょうか?

ペットやホコリにアレルギーのある人に、影響がどう出るか検証したのでしょうか?

ペットを避難所に連れて行く事による、避難の遅れを検証したのでしょうか?

再度言います。

自分が大事です。

すぐ逃げましょう。

災害は明るいとき、天気の良い時に起こるとは限りません。

真っ暗な夜中、天候が悪いときもあります。

ペットを気にしている余裕などありません。

それなのに今回の様な指針を出されたら、ペットを同伴しなかった飼い主が責められる事態になります。

あまりにも無知な指針です。

もうすぐ3月11日の震災の日が来ます。

あの時に助かった人の教訓を無にするのでしょうか。

犬のサイズの認識の違い

当店では、犬の美容とトリミングは小型犬のみですが、まれに小型犬の認識に違いが有るので説明します。

イギリスやアメリカなどの基準では、日本の一般の認識による小型犬は「超小型犬」になります。

向こうでは柴犬などが小型犬になります。

当店も超小型犬で説明をしたいのですが、矮小な犬を連想させる恐れと大きさの誤解を避けるため小型犬としています。

トイプードルや、ヨークシャーテリア、チワワなどを基準としています。

入手する犬を選ぶ時の大事な事

姿や形、色ではありません。

犬を選ぶのに重要なのは、temperamentです。

シャイや攻撃性等は、その犬が生来持つ固有のものです。

そういった反社会なtemperamentを持った犬は、一般家庭での飼育には適しません。

その為、本物の犬のbreederはtemperamentを最重視します。

なぜなら、temperamentは矯正する事がまず出来ないからです。

鳥インフルエンザの事

昨年の11月で、魚釣りをやめました。

ここ何年かは、船で沖の一文字波止に渡って釣りをしていました。

去年の9月の事でした。

カラスと思われる鳥の死体がありました。

羽もきれいで衰弱死をしたような感じはありませんでした。

それから暫くして別の一文字波止に行くと、ゴイサギか大型の鳥の死体がありました。

やはりきれいな死体です。

その後も、船の上から一文字波止の上に鳥の死体を見つけました。

それまでは一文字波止の上で鳥の死体を見た事が無かったので、驚くと同時に警戒心が起こりました。

一文字波止は陸と離れているので、猫などに鳥が襲われる事がありません。

しかも大型の強い鳥が死んでいる。

それも連続で死んでいるので伝染病の可能性を考えました。

そこで、以前から考えていた魚釣りをやめる決心をしました。

そして、今年の香川県での鳥インフルエンザです。

関連は解りませんが、いやな感じがします。

犬にとって犬の服は必要ありません

犬に服を着せると問題が起きます。

毛がもつれます。

静電気がおきます。

そのため、犬の皮膚の状態が悪くなったりします。

犬の体温調節に関しては、よほど高齢にならなければ問題ありません。

むしろ服をきたり暖房をすることによって、冬毛が生えなかったり体の代謝がおかしくなる場合がとても多いです。