ペット、生体の販売を止めて10年ほどたちます。
しかし、いまだに問い合わせがあります。
当店では、子犬、子猫、小鳥、小動物、爬虫類、猿等のペットの生体販売しません。
生体で金儲けや客寄せをする気はありません。
また他の生体販売の場所を聞かれますが、良い場所はありません。
大きさの問題があります。
特に子犬の場合、成長して成犬になった時の大きさが不明です。
少し前の事です。
岡山市内の犬の譲渡会で、雑種犬を貰い受けた人から相談がありました。
犬の譲渡会の人から、
「この子犬は大きくならない。」
「大人になっても、10kg位だ。」
子犬を受け取った人から、本当でしょうかと?
写真が有ったので見せて貰うと、ほぼゴールデン・レトリバーです。
すでに大きくて、10kgで済むわけがありません。
しかも、2頭も渡しています。
室内で飼育予定の家に。
雑種犬は、純血種の犬が元でも大きくなる場合が多いです。
5kgクラスの犬の種類でも飼育は大変です。
ましてや、犬の譲渡会の標準的な雑種犬のサイズは10kgを超えます。
もう一つの理由は、性質の問題です。
純血種であれば、犬の種類ごとの性質・気質の違いがある程度は判断が出来ます。
しかし、雑種犬はわかりません。
特に犬の譲渡会の犬は日本犬が混じっている場合が多く、シャイで臆病な場合があります。
そのため、攻撃性が有ったりして飼育が難しいです。
どうしても犬の譲渡会で犬を貰うなら、純血種の小型の成犬にしましょう。