犬のヒゲは切りません

犬はもともと、視覚による判別能力が高くありません。

さらに高齢になると眼の病気になりやすく、見えなくなる場合も多いです。

その時に犬のヒゲは、触角の様な役目で物の判別の手助けとなります。

そのため、ダックス、ポメラニアン、チワワ、パピヨン等のヒゲはカットしません。

トリミングはシャンプーとセットです

A級トリマー自身がシャンプーをしてから、トリミングを致します。

犬の年齢や汚れ具合で、シャンプー作業を調整します。

犬の体の状態は、水に濡らした外観とシャンプーマッサージの指の感覚で確認します。

それらの情報をもとに、ブローとトリミングのプランを決めます。

効果のない無駄なサービスや作業は、犬の体調を考慮して致しません。

犬の耳はデリケートです

耳の中の毛は抜きません。

耳の中の毛を抜くと、毛穴を痛め雑菌が入り易くなります。

それが原因で、外耳炎等になる場合も有ります。

汚れが多い場合は、洗浄液を入れてからシャンプーを致します。

シャンプーが終了後は、耳の入り口付近の水を綿棒で拭き取ります。

なお、耳の中に水が入らないでシャンプーする事は不可能です。

耳の状態が悪い場合は、獣医での治療を受けてからとなります。

最初に

ブラッシングで毛を浮き上がらせて、状態を整えます。

毛玉やもつれが有る場合は、ブラシやハサミを使用して取り除きます。

犬の皮膚に影響しないように、取り除いてからシャンプーを致します。