理論的なトリミングで犬の尻尾の付け根

最近、トリミングをしていて気付いた事です。

他店から来た新規の犬の、尻尾の付け根の部分の処理がされていない場合が多い。

この部分の処理で、汚れ具合やトリミングのバランスが変わります。

尻尾の裏側もですが、手前もです。

特にトイプードルでは、際の決め止めが重要です。

理論的なトイプードルのトリミング

トイプードルのトリミングのスタイルは色々あります。

最近のスタイルは奇抜なものも増えました。

もともとのクラッシクなスタイルも、体の後ろをバリカンで刈ったりします。

しかし、クラッシクなスタイルには犬の体の保護を目的とした理論があります。

一つの例として、ブレスレットです。

足をバリカンで刈りますが、関節の周囲は楕円形に毛を残します。

これは犬の足の関節を保護する為です。

老犬などで毛が薄くなった時に、関節部分の毛がなくなると床ずれを起す場合が多いです。

足の毛を極端に短くしたりバリカンで刈ってしまうと、若い犬でも関節を痛める恐れがあります。

話題性や画像としての面白さを追求して、犬の健康を害するトリミングは当店では致しません。

トイプードルのトリミングは、犬の過ごしやすさと見た目のかわいらしさのバランスをとる事が大事です。

A級トリマーの意味は、トリミングの理論を理解している事です。

犬の涙やけ

小型犬に多く見られます。

涙腺が詰まっていたり細すぎる場合が多く、涙が溢れて目の際より伝った筋の毛が茶色く変色します。

乾いたガーゼなどで、軽く押さえるようにして拭くのが良いです。

こすると皮膚を傷つけます。

涙やけを除去する薬剤等は殆ど効果は有りません。

ドッグフードも関係ありません。

たたかれた犬は分かります

犬のトリミングをしている時に犬の顔の付近に手がいくと、目をしぼませながら身を硬くして後ろへ引く犬がいます。

また、手に向かって咬んでくる場合もあります。

たたかれた事があるなと思います。

飼い主なのか、他の店のトリマーなのか。

躾とか愛の鞭とかはありません。

あるのは恐怖と攻撃性。

個々の性質にもよりますが、一度覚えた恐怖は消えにくいようです。

犬の美容とトリミングの作業に差し障る場合には、お断りする場合があります。

老犬のトリミング(犬の美容)は手早く

7歳から10歳を過ぎれば老犬です。

体力も低下しますし、目や足などの衰えも出てきます。

心臓や泌尿器などの内疾患に癌。

メスであれば、多いのが子宮蓄膿症。

犬の美容やトリミングの作業前に飼い主から伺うのは当然ですが、その時の状態によって作業の中止も必要です。

そして作業で一番大事なのは、早く済ませる事。

無駄な物、作業はしません。

老犬以外の犬にも同じですが、老犬は特に。

時間短縮のための、事前の毛のカット。

汚れの状態に応じたシャンプー。

汚れやすい所を重点とした、手入れの楽なトリミング。

何よりも同じトリマーが毎回作業をする事による、犬との信頼関係と癖の把握による時間の短縮。

基本が一番です。

それを日々考えて地道にしています。

ゆえに当店ではしない作業があります。

効果もなく時間がかかって老犬の体調に影響する、マイクロバブルや薬剤への漬け洗いはしません。

リボンやチョーカーなど、事故につながる物も老犬に付けません。

犬のトリミングには理由がある

犬のトリミングには、部分部分で犬の毛を残す場合があります。

その内の一つが、目の上の毛です。

ここの毛は、目にかぶる位で残すほうが良いです。

残す目的は、犬の目の保護です。

日中の太陽の強い日差しや紫外線が、直接目に入りにくくする為です。

ちょうど帽子のつばの役目です。

それによって、犬に多い白内障などの目の病気を多少でも予防する為です。

だから私たちの店では、犬の飼い主の要望が無い限り目の上の毛は残します。

営業時間の短縮

現在、営業時間は夕方の6時までです。

以前は、夜の7時まででした。

営業時間の短縮により、従業員の負担を減らすことが出来ました。

これは、犬の美容(トリミング)とゆう神経を使う仕事をする上で必要で有効な事です。

精神的にも肉体的にもゆとりがあれば、犬に対して落ち着いて対処が出来ます。

ご利用頂く上で不便になる場合も有りますが、ご理解をお願い致します。

犬に噛まれる

前回の「犬をたたかない」に関連しています。

当店では、犬の美容及びトリミングで犬が噛む場合はサービスを断ります。

ここからはトリマー、特に雇われている人への話です。

犬に噛まれるのは、噛む犬が悪いです。

従業員としてトリマーをしている場合に、犬に噛まれて怪我をしたら。

労働災害だと思います。

保障を求めて当然だと思います。

しかし、「犬に噛まれても噛まれる方が悪い、むしろ犬に噛まれたのはトリマーとして恥ずかしい事だから人に話してはいけない」。

こんな事を平気で公言する経営者も居たし、大多数のペットショップの経営者は改善をしようとゆう考えも有りません。

トリマーの人へ、暴れる犬を無理をして美容をしても何も良くは無いです。

あなたが怪我をしても、犬の飼い主も経営者もなんとも思いません。

仕事は選びましょう。

大事なのは、あなた自身です。